ローン開始時期と医療費控除の関係
医療費控除は、その年の医療費控負担に応じて、税金が軽減される制度です。
実際に負担した医療費から10万円差し引いた額が控除の対象となり、たとえば年をまたぐ場合でも、クレジットやデンタルローンでの支払いであれば、治療を開始した初年度に費用の全額を病院へ一括で支払ったと見なされ、自分自身で直接歯科医へ現金で分割払いをするよりも節税効果が高くなります。
歯科の自費診療費も、症状や目的によっては医療費控除の対象となるため、クレジットやデンタルローンを利用して、節税対策をおこなうことができます。
※デンタルローンとは歯科治療専門のローンのことです。
ただし、支払い方法については歯科医院によって異なります。
一般的な支払い方法は、現金一括払い、現金分割払い、クレジット、デンタルローンなどがあります。
※現金分割払いの場合、支払い期間や回数が歯科医院によって異なりますので利用する場合は事前に確認をおこなってください。
デンタルローンについては、歯科医院によって、特定のローン会社と提携している場合があります。基本的にデンタルローンの申し込みの条件は原則として18歳以上で且つ安定継続収入があるということです。
※ローン会社によっては申し込みの条件が20歳以上ということもあります。
また、クレジットカードを取り扱っている歯科医院も数多くありますが、医院によっては取り扱っているカードの種類などが異なるため、事前の確認が必要です。